結論:PSA10 の裏面の基準は 75/25 以内。片側3.5mmのポケカ裏なら、左右の差が3.5mmまで許されます。表面(55/45・差0.5mm)よりずっと緩いので、裏面で10を落とすのは、裏の印刷が大きく片寄った個体だけです。ただし SGC(55/45)と BGS 9.5(60/40)は裏も厳しく見ます。
裏面はゲームごとにデザインが共通です。アプリは「みんなの型(裏面)」と絵柄を重ねて測るので、枠線がない裏面でもmm単位で判定できます。
アプリで測る
裏面の基準を会社別に
| 会社・グレード | 裏面の上限 | 片側3.5mmのとき許される左右の差 |
| PSA 10 | 75/25 | 3.5mm |
| PSA 9 | 90/10 | 5.6mm |
| CGC Gem Mint 10 | 75/25 | 3.5mm |
| TAG 10 | 65/35 | 2.1mm |
| BGS 9.5 | 60/40 | 1.4mm |
| SGC Gem Mint 10 | 55/45 | 0.7mm |
差 = 余白の合計 ×(上限 − 50)× 2 ÷ 100。合計7.0mm・上限75なら 7.0 × 0.5 = 3.5mm。
裏面が測りにくい理由と、アプリの測り方
ポケカやワンピースの裏面には、表面のような「印刷の枠線」がありません。定規で測ろうとすると、どこからどこまでが余白なのか決められず、人によって数値が変わります。
センタリングカメラは、同じゲームの裏面は全カード共通のデザインであることを使います。共有されている裏面の型(画像ではなく、測定用の数値だけ)と撮った写真の絵柄を重ね、印刷全体がカードの外周に対してどれだけずれているかを直接測ります。枠線に頼らないので、裏面でも±0.1mm台で判定できます。
- 表面を撮る アプリで表面を撮り、カード名を付けて記録します。
- 裏返して裏面を撮る 結果画面の「裏返して裏面を撮る」を押すと同じカードとして続けて撮れます。ポケカなどはゲーム共通の裏面の型と重ねて測ります。
- 表裏まとめて判定 表 55/45・裏 75/25 の両方を満たすかを一画面で表示。悪い方の軸で判定します。
裏面で10を落とす典型例
- 縦方向の大きな片寄り:裏の印刷が上か下に3mm以上寄っている。見た目でも分かるレベル。
- 表は良いのに裏が悪い:表裏は別々に印刷位置が決まるため、表 50/50 でも裏 80/20 はあり得ます。表だけ見て出すと 9 になります。
- 会社の選び間違い:裏 70/30 は PSA では 10 圏内ですが、BGS 9.5・SGC では基準外です。
裏面の余白の目安(片側)
- ポケモンカード:約3.5mm(青い縁の外側)
- MTG:約3.5mm(茶色の縁)
- ワンピースカード:約2.5mm
- 遊戯王:約2.0mm(茶色の縁の外側)
よくある質問
- PSA10の裏面のセンタリング基準は?
- 75/25以内です。表面の55/45より緩く、片側3.5mmのポケカ裏なら左右の差3.5mmまで許されます。
- 裏面だけ悪いとPSA10になりませんか?
- なりません。表・裏の両方が基準内である必要があります。表50/50でも裏80/20なら9の目安です。
- 裏面はどうやって測るの?
- 枠線がないので定規では決めにくいです。アプリはゲーム共通の裏面デザインを型として重ね、印刷全体のズレをmmで測ります。
- 裏面が一番厳しい鑑定会社は?
- SGC(55/45)です。次にBGS 9.5(60/40)、TAG 10(65/35)。PSA・CGCは75/25です。